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春の浅草観光:浅草寺
2007-03-03 17:00:00 Category : 浅草
東京の観光地で有名なところといえば、浅草がまず挙がりますよね。昨今、「六本木ヒルズ」や「表参道ヒルズ」(ヒルズばっかりですね・笑)などのランドマークが建ち、だんだんと変化してきた東京の観光スポット。でもここは、昔からあまり変化がないようなそんな気がします。そういう「昔からある東京の風景」が楽しめる場所として、年中、国内外より観光客や参拝者が集まっています。江戸時代の浅草寺でも境内に見世物や大道芸があったり江戸後期には芝居小屋ができたりと、いつも人で賑わっていたそうです。そして、浅草といえばこの浅草寺の総門「雷門」にある提灯です。これだけで「浅草」とすぐ分かるという、浅草のシンボルマーク的存在ですね。
提灯の横にいるのが、下の「風神さま」と「雷神さま」の像です。雷門って、正式名称は「風雷神門」というのですね。略して「雷門」、これは江戸時代から呼ばれていたようです。門は、天慶3年(942)に平安時代中期の武将である平公雅(たいらのきんまさ)によって建設されたそうです。ちなみに前はここにはなく、隅田川のほとりにある「駒形堂」に建てられていたそうで、鎌倉期以後にこちらへ移されたそうです。2回の焼失と再建を経て、慶応元年(1865)にまた焼失…。その後、昭和35年になるまで95年の間も再建は見送りになっていたそうです。東京の観光地としてずっと長い間有名なのだと思っていましたが、明治・大正・昭和初期にはこの門は無かったのですね。ちなみに昭和になって再建したのは、松下電器の松下幸之助氏が寄進されたからだそうです。
左は雷神さま、右はリアル改源さんですね。風神さまは、風邪薬「改源」のCMでおなじみですよね。あの「おっちょこちょい」なイメージの改源さんには似ても似つかないような迫力&風格。雷神さま共々、おっかない印象です。ちなみに、ご存知ですか?ちょうちんの下には龍が彫られています(写真下左)。今まで何度か浅草は来ているのですが、恥ずかしながら初めて見ました。渡邉崇雲という方の作品だそうで、この雷門以外にも、仁王門、本堂、二天門、不動尊に設置されているちょうちんの底にそれぞれの龍の彫刻が見られるそうです。
雷門の裏には、天竜像(左)、金竜像(右)がおります。安置されたのは、昭和53年(1978)とつい最近なのですね。私より若いです。天竜像の目が今にもこちらを向きそうな雰囲気です。なんとなくアラジン風ですね。
仲見世通りです。ここから宝蔵門までの約140mの参道には、お土産品や雑貨品のお店ほかに、出来たてお菓子が味わえるお店があります。仲見世定番メニューの焼きたてお煎餅と揚げまんじゅうを食べました。そして、次に見えてくるのは、「宝蔵門」のはずだったのですが、現在改修工事を行っているため、白い布?で覆われていたために、見ることはできませんでした。残念です。
もくもくとお線香の煙が…。具合の悪いところに煙を浴びると、その部分が良くなるといわれているのですよね。誰がやりだしたのでしょうか、なんとなく疑問ですよね。
ついに浅草寺本堂に到着です。推古朝36年(628)に建立されたといわれる浅草寺は、長い間、焼失と再建を繰り返しており、慶安2年(1649)に三代目将軍の家光により再建されて明治には「国宝」に指定されたそうです。しかしその後、関東大震災の被害こそまぬがれたのですが、昭和20年(1945)の東京大空襲で焼け落ちてしまいます。雷門もそうですが、仕方ないとはいえ本当にもったいないですね…。再び復興したのは昭和33年(1958)だったそうです。浅草寺は意外にも波乱万丈なお寺だったのですね。
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