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谷中をぶらり途中下車:徳川慶喜墓

2007-03-27 17:00:00 Category : 上野・谷中

 

谷中霊園付近の住宅は、趣のある古いタイプの家が多いですね。

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~説明板より~

谷中寺町と谷中霊園

 「寺院の屋根の下に谷中の町がある」という表現がおおげさでないほど寺が多く、その数は七十数軒にもなる。

 寛永年間(1624~43)、上野寛永寺の子院がこの高台に多く建立されたのが谷中寺町の始まりである。それ以前は鎌倉時代創建の感応寺(現天王寺)ほか数える程しかなかった。

 そして、慶安年間(1648~51)、江戸府内再開発という幕府の施策で、神田あたりの相当数の寺院が谷中に移転してきた。また、明暦の大火(1657)の後も、江戸府内の焼失寺院がかなり移ってきた。寺の門前に町屋が形成され、また参詣にくる人で賑わい、庶民の行楽地となったのもこの頃である。

 幕末の慶応4年(1868)、上野戦争の兵火は谷中を襲い多くの寺院が焼失したが、その後再建され、震災、戦災にもあわず、昔ながらの情緒をもった寺町を今日に残している。

 谷中霊園は、明治5年(1872)、旧天王寺境内の一部を官有とし、それに天王寺墓地、徳川墓地の一部などをあわせた谷中墓地がその始まりである。そして明治7年(1874)、東京都の公共墓地として発足した。東京の三大霊園の一つに数えられ、広さ約10万平方メートル、現在の墓地使用者は六千余りである。

 幕末、維新以降の著名人の墓碑が数多くある。


  

谷中霊園の中を敷地内の地図に従ってぐるぐるっと回って歩くと、徳川家最後の将軍、徳川慶喜のお墓はあります。歴代将軍の中で唯一、「徳川霊廟」には葬られなかった人物です。お墓は葵の御紋が付いた門で守られているため、中に入ることはできません。二つ並んでいる同じお墓の一つは、夫人の美賀子さんの墓だそうです。

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~説明板より~

東京都指定史跡

「徳川慶喜墓」

所在地 台東区谷中7

指 定 昭和44年3月27日

 徳川慶喜(1837~1913)は、水戸藩主徳川斉昭の第七子で、初め一橋徳川家を継ぎ後見職として将軍家茂を補佐した。慶応2年(1866)第十五代将軍職を継いだが、翌年、大政を奉還、慶応4年(1868)正月に鳥羽伏見の戦を起こして敗れ、江戸城を明け渡した。その後駿府に隠棲し、大正2年(1913)11月22日に没した。

 5,600平方メートル余りの墓城の中央からやや西南よりに葺石円墳状の墳墓がある。

平成2年3月31日

東京都教育委員会

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墓守の猫たち

「夕やけだんだん」など、谷中は猫が沢山いることでも有名ですが、墓地の中も例にもれず、ちょっと歩くと猫に出会うといった感じにそこかしこに猫がいます。しかし、谷中の猫は大きいですね。もっちりとした体型の猫が多かったです。



全生庵

明治13年(1880)に、勝海舟や高橋泥舟とともに「幕末の三舟」といわれる山岡鉄舟が開いたそうです。このお寺の墓地の中央には自身の大きな墓があるそう。また、ひいきにしていた噺家の三遊亭円朝の墓もその手前にあるのだそうです。この2人のお墓は、東京都指定旧跡になっています。このお寺では、毎年8月に「円朝忌(8月11日)」として、円朝がコレクションした円山応挙や月岡芳年などの幽霊画を公開するのです。今年こそ観に行きたいものです。

  

谷中探索1

酒屋も喫茶店も何か目を惹く「昔ながら」の建物です。左写真の酒屋の白い冷蔵庫(でしょうか?)の中には、キリンビールかなにかの同じラベルのビンが入っていました。周りに詰まれたビールケースすら絵になっていますね。真ん中は「カヤバ珈琲」です。何度か行ったことがあるのですが、可愛らしいおばあちゃん2人が切り盛りしている「昔ながらの喫茶店」といった感じでとてもステキなお店です。今日もここで休もうと思ったのに、「暫くの間お休みします」の張り紙が…。残念でした。写真右は、「愛玉子(オーギョーチイ)」のお店。台湾でしか取れない果実、愛玉を使った台湾ではおなじみのスイーツ「愛玉子」が食べられます。

 

谷中探索2

写真左の「EXPO」はアンティークショップです。万博グッズが沢山あります。マニアには堪らないお店と思われます。右は「SCAI THE BATHHOUSE」というギャラリーです。200年もの歴史を持つ「柏湯」という銭湯があったところをそのままギャラリーに改築されているので、至るところに銭湯だったころの面影があります。分かりにくいですが、煙突もあります。

 

公衆トイレの壁

EXPOの横の公園と谷中霊園あたりに2つほど見かけたのですが、なんだか可愛らしいオブジェが付いていました。

  

猫のいる喫茶店

三崎坂を降りて、元治元年(1864)から続く「江戸千代紙」や和の小物を扱うお店「いせ辰」でお買い物。オリジナルの便箋やポチ袋の可愛らしさにはつい手が伸びてしまいますね。ひと通り買い物を楽しんだあとは、喫茶店「乱歩゜」でひと休みしました。猫好きで江戸川乱歩ファンのご主人が切り盛りするお店は、猫の置物とか、マイルス・デイビスのポスターとか、ご主人好みなのでしょう。運が良ければ、看板猫の良介くんに会うこともできます。隣にいらしたお客様がリクエストされて、おこぼれで会うことができました。丸めがねも付けてくれてサービス満点です(笑)。その後も店内をウロウロとしていて、良介くんに癒されました。今回はカフェオレとレアチーズでひと息しました。次回はメニューに「まいうー」と書かれていたココアも飲んでみたいなぁ。あ、4月に船越英二郎のサスペンスドラマに出るそうですよ(店主さん談)。三崎坂を下りて不忍通りを挟むと向こうは江戸川乱歩の「D坂の殺人事件」でおなじみの団子坂です。「弥生美術館」と「竹久夢二美術館」もそちらの方面にあります。谷中はいつ来ても飽きません。次回は、団子坂から本郷方面へ行きたいです。

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